Goettfert社キャピラリーレオメータは、高精度圧力センサによる正確な粘度測定と成形手法に合わせた豊富なオプションが魅力です。

今年は装置更新に関するご相談を多く頂いており、キャピラリーレオメータのデモテストでご来社頂く機会が増えています。既存装置の運用について伺いますと、荷重センサ方式で測定を実施されているお客様がまだまだ多くいらっしゃいます。粘度測定の重要なポイントである測定方式の違いについて改めてご紹介致します。

準拠規格:ISO11443

粘度測定方法の違い
①正確な粘度測定は圧力センサ方式
粘度の測定方式には圧力センサ方式と荷重センサ方式があります。Goettfert社では圧力センサ方式を採用しています。荷重センサ方式では、センサがピストン上部に設置されており、ピストンとバレルの摩擦力をセンサが拾いデータに影響を与えます。ピストン速度が遅いほど摩擦力の影響が大きくなり、粘度曲線の傾きが変わります。そのため、正確な粘度測定には圧力センサ方式が必須となります。
荷重センサ方式を主としているメーカーはほとんどありません。

補足:Goettfert社では圧力センサと荷重センサの同時測定が可能です。

Goettfert社では圧力センサ方式に主軸をおいていますが、ピストンに荷重センサを搭載することも出来ます。測定方式を切り変えるのに時間がかかるという場合は、併用して運用頂きこれまでのデータと相関をとるという方法もご提案可能です。

②低せん断速度域の測定にキャピラリーレオメータは対応できるのか?
キャピラリーレオメータは低せん断速度域では安定した測定が出来ないという認識が一般化していますが、Goettfert社では独自技術により低せん断速度域でも正確な測定が可能です。これまでの性能比較では、負けなしの実績がございます。これまでの認識を覆すことが出来るのはGoettfertだけです。是非テストしてご判断ください。

③測定精度へのこだわり
粘度測定において①の内容の通り、圧力センサ方式が必須です。Goettfert社の圧力センサの精度は±0.005%と他メーカーよりも優れた精度を持っています。センサはドイツの認定機関であるDAkkSの検査を受けており、精度、信頼性が保証されています。

 

キャピラリーレオメータの購入、更新をお考えでしたらお気軽にお問い合わせください。
測定だけでなく成形性などのご相談も承ります。