2026年1月 精密水分計アクアトラックのご紹介

各種成形加工およびメルトインデクサやキャピラリーレオメータをはじめ様々な測定において、原料やサンプルの水分含有率の情報は重要です。

一般的に水分計といえばカールフィッシャー法が幅広く利用されていますが、水分値のばらつきや実際の水分値より高い数値がでる、終点がこない(測定が終わらない)などトラブルもございます。また、ガラス器具の取扱の問題や試薬のランニングコストの高さ、廃液処理が必要、さらに測定準備開始から結果を得るまでに時間がかかる等、運用上の問題があるというお声もございます。

精密水分計アクアトラックでは1回の測定に使用する反応試薬も薬さじ一杯分(約50mg)を目安としていますので、試薬交換の手間も含め扱いやすくなっています。また、電源があれば持ち運びして運用することが可能ですので、成形加工や測定を行う前に手軽に水分測定を行うことが出来ます。

測定原理

Aquatrac-VはISO 15512に準拠した水素化カルシウムとの化学反応を利用した測定方法を採用しています。サンプルは真空下で加熱され、水分が放出されます。水分は水素化カルシウムと反応し水素が放出され、真空中の圧力上昇を引き起こします。圧力センサーで圧力上昇を追跡し、反応式に基づいて水分含有量を計算します。水素以外の揮発成分を除去し、選択的に発生水素を基に測定を行いますので、正確な水分の測定が可能となります。校正や再校正は不要で、信頼性の高い結果を保証するため、信頼できる参照法を利用しながら校正コストを節約することができます。

水分計用ソフトウェア

さまざまなポリマータイプに合わせたメソッドデータベースが付属されています。多様なプラスチックや特殊な素材を扱う場合でもプリインストールされたメソッドにより簡単に設定が可能です。ユーザー側で独自の資料を組み込むことでデータベースを拡張することもできます。
LIMSやERPのようなサードパーティシステムに接続へも対応しています。

装置仕様

測定原理DIN EN ISO 15512:2019に準拠した水素化カルシウムとの化学反応
サンプル重量0.1gから最大130cm3
分解能0.01mg/1ppm/0.0001%H2O
精度測定レンジ端値の±1.4%より良好
測定範囲0.0001%から60%(相対値)
0.01%から60mg(絶対値)
測定温度60℃から200℃(1℃刻み)
測定時間材料により約10分から60分
ディスプレイ表示%、ppm、mg
本体寸法W510 x D230 x H325mm
重量14.8kg
電源単相100V、50/60Hz

レオロジー分析機器の販売から保守・受託試験・分析まで。レオ・ラボ株式会社はレオロジーに特化した専門企業です。

お問い合わせは 03-3865-5906 または お問い合わせフォームまでお気軽に。

レオロジー分析機器の販売から保守・受託試験・分析まで。レオ・ラボ株式会社はレオロジーに特化した専門企業です。