2026年4月 卓上混練機+インラインプロセスモニタのご紹介

高い混練性能と混練中のレオロジー変化の観察

Xplore Instruments社卓上混練機は、卓上機でありながら高い混練性能により材料スクリーニングをはじめ様々な研究開発の現場で活躍しています。本機は混練中にスクリューにかかるトルクの表示機能を持っており、フィラーや添加剤を加えたときのトルク挙動を追跡することが可能です。さらに追加ソフトウェアを加えることで、トルクのデータからずり粘度やずり応力をもとめる機能によりレオロジーデータを取る手段としても重宝されています。

新たに追加されたインラインプロセスモニタ

新たなアプリケーションとしてインラインプロセスモニタシステムが発表されました。バレルにプローブを取り付けることで、近赤外、ラマン、紫外可視のデータをインラインで評価することが可能となりました。本機の特徴の一つである循環混練を生かし、循環中の材料の経時変化をモニタリングすることができます。

バレルとプローブ
バレルとプローブ
プローブ設置個所

分光法による評価

従来機から可能だったレオロジー測定機能に加えて、分光法を用いたインラインプロセスモニタによる評価機能が追加されました
測定可能なもの:

  • 化学組成と濃度
  • 添加剤の分散と分布
  • ポリマーの分解または鎖切断
  • 反応速度、例えば反応押出および重合

例えば、NIR分光法はポリマーのブレンドと水分含有量のモニタリングに広く応用されており、ラマン分光法は分子構造と結晶性に対する感度を提供します。その他にも下記のような評価が可能となります。

  • ポリマーブレンド:混和性と相変化のモニタリング、分散と粘度変化の相関関係の分析。
  • バイオポリマー:熱分解の追跡と安定化の最適化。
  • 反応押出成形:反応度の追跡、架橋または鎖延長の検出。
  • ナノコンポジット:分散品質の評価、フィラーネットワークとレオロジー応答の関連付け。

後付けにも対応

本システム後付けすることが可能です。ご使用中の混練機からバレルを取り外して追加加工を行う必要があります。

デモテストの受付を開始(オランダXplore)

オランダXplore Instruments社にてデモテストの受付を開始しています。本システムによりこれまで分からなかった混練中の構造変化など新たな知見を得ることが可能となります。現在の研究テーマをより加速させるツールとしてご検討ください。

  • ポリマーブレンド:混和性と相変化のモニタリング、分散と粘度変化の相関関係の分析。
  • バイオポリマー:熱分解の追跡と安定化の最適化。
  • 反応押出成形:反応度の追跡、架橋または鎖延長の検出。
  • ナノコンポジット:分散品質の評価、フィラーネットワークとレオロジー応答の関連付け。