プラスチック用CubeTen|ゴムエラストマー用CubeOne
全自動小型引張試験機
引張試験機に革命を
研究開発や品質管理の現場は、常に多忙を極めています。手作業に費やす時間を削減し、需要の変動に柔軟に対応し、さらにデータの不整合を解消できるとしたら、素晴らしいことだと思いませんか?

従来の引張試験機の運用と課題
引張試験機は研究開発・品質管理において広く一般的に使われています。一方で、試験片形状の計測や治具の取り付け、試験片の締め付け具合など測定者の熟練度に依存する難しい評価でもあります。これらを解決する手段として、自動引張試験機が取り入られていますが費用対効果に見合う投資コストの問題で導入ハードルが高いというのが現状です。
LabsCubedが提案するまったく新しい全自動小型引張試験機
LabsCubedではこれらの課題解決としてまったく新しいコンセプトの全自動小型引張試験機CubeTenとCubeOneを開発しました。作業手順は非常にシンプルでたったの5ステップでデータを取得することができます。

特徴① 作業時間を大幅に短縮
測定者の拘束時間を削減することで人件費の削減に大きく貢献します。
| 手動式 | CubeOne自動システム | |
|---|---|---|
| 所要時間 | 14-16 サンプル / 時間 | 24~48 サンプル/ 時間 |
| 作業時間 | 2.5~5分 / サンプル | 15秒 / サンプル |
| 作業者のトレーニング | 2~4週間(指導者付き) | 15~30分 |
特徴② 人的要因を除外した再現性の高い測定データを提供
CubeTenとCubeOneでは測定データに影響する作業を自動化することで再現性の高いデータを提供することが出来ます。
- 試験片形状の自動測定
- チャックの締め付けを自動調整
- データの自動解析
製品ラインナップ
プラスチック用 CubeTen

主な仕様
| 基本機能 | 試験片の幅と厚みの自動計測 測定時の録画 |
| サンプル搭載数 | 最大15サンプル |
| 最大荷重 | 10 kN |
| 荷重計等級 | 1級 |
| クロスヘッド最大速度 | 1000 mm/min |
| ストローク長 | 700 mm |
| クロスヘッド位置読み取り | B級 |
| 分解能 | 0.0005 mm |
| サンプリングレート | 200 Hz |
| 電源 | 100V または 200V, 50/60 Hz |
| 本体サイズ(W x D x H) | 92 x 61 x 46 cm |
| 重量 kg | 115 |
| オプション | 接触式伸び計 ビデオ伸び計 追加トレイ |
対応サンプル
| 引張 | JIS K 7139 : 2026 タイプ A1(旧1A)、A2(旧2A) 他(オプション) ISO 20653-2023、ASTM、DIN |
| 引張せん断接着 | JIS K6850 : 1999 ISO 4587-2003 |
ゴム・エラストマー用 CubeOne

主な仕様
| 基本機能 | 試験片厚みの自動計測 測定時の録画 ビデオ伸び計 |
| サンプル搭載数 | 最大12サンプル |
| 最大荷重 | 1 kN |
| 荷重計等級 | 1級 |
| クロスヘッド最大速度 | 1500 mm/min |
| ストローク長 | 800 mm |
| クロスヘッド位置読み取り | B級 |
| 分解能 | 0.0005 mm |
| サンプリングレート | 200 Hz |
| 電源 | 100V または 200V, 50/60 Hz |
| 本体サイズ(W x D x H) | 127 x 57 x 42 cm |
| 重量 kg | 75 |
| オプション | 追加トレイ |
対応サンプル
| 引張 | JIS K 6251 : 2024 ダンベル5号、3号、6号 他(オプション) ISO 37 : 2024、ASTM、DIN |
| 引裂 | JIS K6251-1 : 2015 アングル形、クレセント形、トラウザ形(オプション) ISO 34-1-2022、ISO 34-2-2022 |
全自動小型引張試験機の開発秘話
LabsCubedの創設者が大学院時代に自動車の衝突安全に関する材料開発に携わった際、何千ものサンプルをすべて手作業でテストする過酷な環境と、研究室間でデータに大きな不整合が生じる実態に直面したことが創業のきっかけとなりました。当時、市場に存在していた自動化装置は非常に高価で柔軟性がなく顧客のニーズを満たしていなかったため、彼は「使いやすくて手頃な価格の自動化システム」を自ら開発することを決意します。
同社は開発を急ぐことなく、まずはインキュベーターの助言に従って300社以上の顧客を訪問し、現場の課題を徹底的にヒアリングしました。その結果、業界にとって最も大きなペインポイントであったゴムの引張試験の自動化へと狙いを定めます。
LabsCubedの強みは、徹底した現場主義と細部へのこだわりです。試験中にサンプルが滑るという技術者の悩みを解決するためにスマートなグリップをゼロから再発明し、さらに手作業だったサンプルへのマーキングを自動化するためだけに、大手企業出身の専門家と2年を費やして新しいインクを開発しました。技術者が「サンプルを入れてボタンを押すだけ」で完璧なデータが得られるよう、高度な技術をシンプルな外見の中に詰め込んでいます。
LabsCubedは、AIと機械学習を試験機に直接統合することで、材料テストの精度と使いやすさを劇的に向上させています。
従来、硬さや柔らかさが極端に異なる材料を引っ張る試験では、材料が滑ってしまうなどの問題があり、技術者が画面上で強度の調整を手動で行う必要がありました。しかし同社は、これまでのテストで蓄積された質の高いデータを基に機械学習を実装しました。これにより、現在ではシステムが材料の性質を自律的に判断し、グリップの強さを自動で調整できるようになっています。
このAI技術は、材料の伸びを測定するビジョンシステム(ビデオ伸び計)にも活用されており、あらゆる材料に対してより正確で一貫したデータ測定を可能にしています。これらの進化はすべてバックグラウンドで処理されるため、ユーザーが複雑な操作を求められることはありません。新しい顧客が未知の材料でテストを繰り返すたびにシステム全体が自動で学習・改善され、世界中のユーザーに向けてマシンの精度が毎日向上し続ける仕組みを構築しています。
